府新設都市計画道路「大岩線」は「地すべり地形」上に計画府新設都市計画道路「大岩線」は「地すべり地形」上に計画
茨木市被害想定調査報告書(1987年)に登載
切土法面における地すべり発生により供用開始が延期となっている「大岩線」予定地が上記茨木市調査では「過去に動いた地すべり地であり降雨や人工改変などにより再び滑動する危険性がある。地すべり地の切り土は極力避けるべきである。避けられない場合には十分調査して、安全を確認したあとに施工する」と記述されていることがその後の調査で判明しました。それ以外にも工事中の「彩都東部中央北地区」は遷急線地形(崩壊により形成された地形)に、安威川タム湖周辺観光ゾーンは「崩壊危険地形」に指定されています。
自ら指定しておきながら無責任な茨木市。識者の『安全論の逆説的格言に、「法規の枠組みだけで仕事をしていると事故が起こる」というのがある。東京電力福島第一原発事故を巡る経営首脳の刑事責任を問う裁判の判決を傍聴していて、この格言はやはり正しいと思った』との発言をあらためてかみしめる必要がある事を痛感しました。
